1. 銘柄整理
リタイア後の投資は、単に資産を増やすことだけが目的ではない。安定したインカムゲイン(配当)が得られるか、あるいは明確な成長性があるか。この二点に集中し、中途半端な立ち位置の銘柄を整理することで、心理的な管理コストを下げ、ポートフォリオの質を高めたい。
アメリカとイスラエルのイラン攻撃で2月末から激しく株価が下がったが、市場に投資が戻ってきたようだ。狼狽売りしなくて良かった。現在個別株の含み益は約280万である。
4月9日の国内個別株ポートフォリオ
| 取得金額 | 評価額 | 評価損益 | 含み益/取得金額 | ||
| A社 | 食品 | ¥1,381,200 | ¥1,824,300 | ¥443,100 | 32% |
| B社 | 産業ガス | ¥770,125 | ¥700,738 | -¥69,388 | -9% |
| C社 | 半導体・化学材料 | ¥855,400 | ¥1,016,000 | ¥160,600 | 19% |
| D社 | 総合化学 | ¥374,400 | ¥401,800 | ¥27,400 | 7% |
| E社 | 化学・住宅 | ¥1,635,000 | ¥1,640,100 | ¥5,100 | 0% |
| F社 | 薬品 | ¥339,000 | ¥524,800 | ¥185,800 | 55% |
| G社 | 薬品ベンチャー | ¥241,500 | ¥345,000 | ¥103,500 | 43% |
| H社 | 部品・素材 | ¥788,600 | ¥937,000 | ¥148,400 | 19% |
| I社 | メカトロ・精密部品 | ¥211,000 | ¥236,300 | ¥25,300 | 12% |
| J社 | メカトロ・精密部品 | ¥1,637,200 | ¥2,120,400 | ¥483,200 | 30% |
| K社 | 建築設備・プラント用部品 | ¥885,366 | ¥1,247,754 | ¥362,388 | 41% |
| L社 | 電気総合 | ¥395,804 | ¥595,614 | ¥199,810 | 50% |
| M社 | 自動車・半導体 | ¥225,600 | ¥196,050 | -¥29,550 | -13% |
| N社 | センサー | ¥208,500 | ¥287,500 | ¥79,000 | 38% |
| O社 | 半導体 | ¥1,125,860 | ¥1,640,000 | ¥514,140 | 46% |
| P社 | 総合小売 | ¥183,200 | ¥195,040 | ¥11,840 | 6% |
| Q社 | 総合小売 | ¥703,200 | ¥588,150 | -¥115,050 | -16% |
| R社 | グローバルニッチ | ¥1,092,700 | ¥1,369,200 | ¥276,500 | 25% |
| 合計 | ¥15,865,746 | ¥2,812,091 |
2. 整理候補となる3つの視点
今回の保有リストの中で、整理を検討すべきは以下の条件に該当する銘柄だ。
① 成長性が不透明、かつ配当利回りが物足りない銘柄
- I社(メカトロ・精密部品): ベアリング大手だが、電気自動車(EV)化に伴う部品点数削減や、中国市場の競争激化など、構造的な逆風が強い。他のFA関連(J社など)に比べると成長の期待値が低く、整理候補の筆頭となる。自動車部品が減ってロボットがもっと普及すれば可能性も変わるかもしれないが、それまで待った分成長するかわからない。
- D社(総合化学): 配当は低い、石化事業の分離など構造改革の途上にあり、株価の成長性が長年停滞している。C社(半導体・化学材料)より収益構造の強い他の化学・素材株への集約が選択肢に入る。
② 独自の強み(エッジ)が薄まった銘柄
- F社(薬品): 主力製品の特許切れを控えており、研究開発の成否に左右されるリスクが大きい。配当は安定しているが、成長株としての側面が弱まっており、より成長期待の高い中小型株や、安定したA社等へ資金を移す考え方もある。
③ 技術力への信頼と何の関係もない、思いの何もない銘柄
- P社・Q社(総合小売): 小売業として優秀だが、私が重視する日本の製造技術・ニッチトップという軸からは外れる。含み損No.1のQ社を早々に損切するのか塩漬けしておくのか悩ましい。売りタイミングを逃している。
3. 残すべき精鋭銘柄の共通点
一方で、A社(食品) のような圧倒的なキャッシュ創出力、O社(半導体) や J社(メカトロ・FA)のような世界シェアを持つ技術力、そして C社(半導体・化学) や G社(薬品ベンチャー)のような独自性の高い銘柄は、リタイア後の高配当×成長の両輪を支える核として維持すべきだろう。
4. 結論:リタイア投資は引き算にはしたいが
職場のストレスから離れ、自由な時間を得た今、投資もまたストレスのない状態へ移行させるべきだ。 なんとなく持っている銘柄を、、生活を支える配当という明確な基準で削ぎ落とさなければならない。投資二年目なのでもういい加減勉強しようと思う。


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