会社を辞めるタイミングで株式市場大暴落

投資

退職を決意した資産状況と、個別株からインデックス投資への転換点

1. 「いつ辞めるか」ではなく「どう生きるか」の決断

ガンを治療後に復職したのち退職の半年ほど前から、現在の職場の体制では継続的な勤務は体調とメンタルの都合で困難であると判断し、後任の選定を打診していました。そして1月、決定的な出来事が重なり、私の「辞める」という意志は揺るぎないものとなりました。

リタイア後の生活について、AIを活用したシミュレーションを何度も重ねました。「現在の資産で何歳まで生活を維持できるか」という問いに対し、多少の副収入(アルバイト等)があれば十分に持続可能であるとの結論に至り、私は長年勤めた職場を離れる決意を固めたのです。

2. 政治と地政学リスクに翻弄される相場

退職を目前にした私の背中を押したのは、相場の追い風でした。自民党総裁選後の株価上昇、そして衆議院選挙後の力強い反発。資産が増えていく様子は、リタイアへの大きな自信となりました。

しかし、市場は常に予断を許しません。米・イスラエル・イランを巡る地政学リスクが突如として浮上し、相場は一転して大暴落。積み上げてきた含み益が瞬く間に吹き飛ぶ光景を目の当たりにしました。一瞬の動揺はありましたが、すでに退職の意向は伝えた後。私はそのまま予定通り「フライングFIRE」へと踏み出しました。

3. 個別株からインデックス投資へのシフトを検討

現在、私はポートフォリオの根本的な見直しを検討しています。 これまでは仕事上の縁があった企業や、自身の判断で選んだ日本株を中心に運用してきましたが、リタイア後の「安心感」を優先すべきフェーズに入ったと感じています。

  • インデックス投資への移行: 全世界株式(オルカン)やS&P500といった投資信託へ集約し、より広範な分散を図ること。
  • 個別株の整理: 将来性の高い銘柄を厳選して残し、それ以外は徐々にインデックスへ振り替えていくこと。

一方で、配当金という「目に見える果実」の魅力も捨てがたく、キャピタルゲインとインカムゲインのバランスに「色気」が出てしまうのも本音です。

4. メンタルと生活の質を守るための投資

個別株を主体としていると、どうしても地政学リスクや日々の乱高下に一喜一憂してしまいます。相場の動向を気にするあまり、支出を躊躇して生活の質が下がったり、判断力が鈍ったりすることは、FIRE生活の本質ではありません。

現在の特定口座とNISA(成長投資枠)の状況を冷静に分析すると、評価損益はプラスを維持できているものの、業種に偏りがあることも事実です。今後は資産を「増やす」だけでなく、精神的な安定を保ちながら「守り、使う」ためのポートフォリオ構築を模索していきたいと考えています。

現在の個別株のポートフォリオ

取得金額評価額評価損益含み益/取得金額
A社食品¥1,381,200¥1,793,400¥412,20030%
B社産業ガス¥770,125¥662,765-¥107,360-14%
C社半導体・化学材料¥855,400¥1,030,000¥174,60020%
D社総合化学¥374,400¥376,880¥2,4801%
E社化学・住宅¥1,105,200¥1,063,800-¥41,400-4%
F社薬品¥339,000¥521,900¥182,90054%
G社薬品ベンチャー¥241,500¥440,500¥199,00082%
H社部品・素材¥788,600¥895,000¥106,40013%
I社メカトロ・精密部品¥211,000¥230,500¥19,5009%
J社メカトロ・精密部品¥1,637,200¥1,921,200¥284,00017%
K社建築設備・プラント用部品¥885,366¥1,084,134¥198,76822%
L社電気総合¥395,804¥565,510¥169,70643%
M社自動車・半導体¥225,600¥195,350-¥30,250-13%
N社センサー¥208,500¥275,200¥66,70032%
O社半導体¥1,125,860¥1,535,450¥409,59036%
P社総合小売¥183,200¥196,600¥13,4007%
Q社総合小売¥703,200¥574,650-¥128,550-18%
R社グローバルニッチ¥1,092,700¥1,314,600¥221,90020%
合計¥14,677,439¥2,153,584

今年の現時点での配当

A社食品¥31,000
J社メカトロ・精密部品¥39,000
K社建築設備・プラント用部品¥15,000
R社グローバルニッチ¥20,000

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