AIのアドバイスを無視する行為
世の投資本やAIチャットボットは、口を揃えて「インデックスファンドの長期ガチホこそが安全安心の最適解」(←AIがこんな軽薄な表現もする)と主張する。教科書的にはそれが正解なのだろう。FIREしたあるいはFireを目指す投資Youtuberも同じことを言う。
しかし、私はそのアドバイスを完全無視し、ここへ来てさらに国内個別株のポジションを増やしました。調整売りのあとの反発を狙いました。
精密機械ニッチトップである世界ナンバーワンミニチュアBを制作する企業を200株新規で滑り込ませ、更に造船・航空機・防衛産業を100株買い増した。セクターの偏りやボラティリティの上昇を承知の上で、我慢しきれず行動してしまった。
結果として、今朝の画面には特定口座だけで評価額1,987万円、評価損益+608万円という数字が出ている。あまりの株高に、ただ戸惑い、そわそわしているのが本音である。
現在の株式ポートフォリオ(2026年5月現在)
現在の保有銘柄と損益のリアルな状況は以下の通り。
| 国内個別株 | |||||
| 取得金額 | 評価額 | 評価損益 | 含み益/取得金額 | ||
| A社 | 食品 | ¥1,954,000 | ¥2,450,800 | ¥496,800 | 25% |
| B社 | 半導体・化学材料 | ¥855,400 | ¥1,474,000 | ¥618,600 | 72% |
| C社 | 総合化学 | ¥374,400 | ¥434,800 | ¥60,400 | 16% |
| D社 | 化学・住宅 | ¥1,635,000 | ¥1,382,100 | -¥252,900 | -15% |
| E社 | 薬品 | ¥563,100 | ¥664,650 | ¥101,550 | 18% |
| F社 | 薬品ベンチャー | ¥241,500 | ¥216,000 | -¥25,500 | -11% |
| G社 | 部品・素材 | ¥788,600 | ¥1,132,000 | ¥343,400 | 44% |
| H社 | メカトロ・精密部品 | ¥211,000 | ¥246,100 | ¥35,100 | 17% |
| I社 | 精密部品・半導体 | ¥812,000 | ¥857,400 | ¥45,400 | 6% |
| J社 | メカトロ・精密部品 | ¥812,000 | ¥2,998,800 | ¥1,361,600 | 168% |
| K社 | 建築設備・プラント用部品 | ¥1,637,200 | ¥1,301,082 | ¥415,716 | 25% |
| L社 | 電気総合 | ¥885,366 | ¥705,006 | ¥309,202 | 35% |
| M社 | センサー | ¥395,804 | ¥443,000 | ¥234,500 | 59% |
| N社 | 半導体・電子部品 | ¥1,125,860 | ¥3,292,710 | ¥2,166,850 | 192% |
| O社 | 造船・航空・防衛 | ¥390,000 | ¥398,800 | ¥8,800 | 2% |
| P社 | 銀行 | ¥618,000 | ¥608,000 | -¥10,000 | -1% |
| Q社 | グローバルニッチ | ¥390,000 | ¥1,267,700 | ¥175,000 | 45% |
| 合計 | ¥19,872,948 | ¥6,084,518 |
- 主力・牽引銘柄:
- N社 (半導体・電子部品):+212万円
- J社 (メカトロ・精密部品):+135万円
- B社 (半導体用化学):+61万円
- 直近の動向:
- E社 (薬品):買い増しを実行、11.7万円のプラスを維持。セクターの偏りをカバーする。
- I社 (精密部品・半導体):200株新規参入。+3.2万円。
- P社(銀行):購入後、わずかに調整 -10,000円。しかし短期で見ても下がるわけない企業。
- O社(造船・防衛・航空): 100株買付 +8,800円。
双極性の波と「損切り・買い直し」のプロセス
このポートフォリオは、計算ではありません。完全に私の嗜好です。
私は双極性障害を抱えており、時には飲酒中の衝動で銘柄を選び、時には波に煽られながら売買をしてきた。洗練されたスイングトレードという格好の良いものではなく、実際は「含み損をおろおろしながら損切りしながら、別の銘柄へ買い直す」という試行錯誤の繰り返しです。
今回購入した精密部品・半導体も、全体相場のハイテク調整売りに乗じた「押し目買い」の体裁を取ってはいるが、内実は衝動と期待が入り混じった動機である。
しかし、結果として製造業のニッチトップや高配当(A、K、Q社など)が噛み合い、強固な含み益の壁が構築されている事実は否定できない。
この株価上昇が上がる恐怖感をどうすれば良いか
株価が上がれば嬉しいはずだが、急激すぎる上昇は、いつハシゴを外されるかという恐怖感もあおられる。メンタルの波によって、時には全く違う衝動を起こすでしょう。
58歳、完全リタイアを目前にした衝動の記録として、現時点のこの含み益600万の画面をここに残しておく。

一か月後にでも判断の良否が出るだろうと考えています。
「FIRE動画」はどれだけ既視感?タイムリープ?
ここ最近、YouTubeのフィードに延々と流れてくる投資系・FIRE系の動画をかなりの本数見尽くした。
専門用語をロジカルに解説してくれる一部のテクニカルなチャンネルは例外として、「資産〇千万円でFIREを目指す」「FIRE後の生活を語る」といった類いの動画は、「すべて内容が同じAI感まるだしテキスト」である。それが読み上げ音声で再生されるのでもう少し工夫してほしいと思います。
元金融機関勤めで素顔を出しているyouTuberも内容的に同じである。
彼らが発信しているコンテンツ内容は、例外なく以下の数パターンに集約される。
- 野村総合研究所(NRI)の「純金融資産保有額のピラミッド」の解説(アッパーマス層、準富裕層といった分類)
- 「もし毎月〇万円を年利5%で複利運用したら」という、どこにでもあるシミュレーションの提示
- 直近の時事ニュース(株安・円安など)や、新NISAなどの制度変更を織り交ぜただけの焼き直し
大仰なサムネイルや語り口を変え、あたかも新しい情報であるかのようにみえるが、視聴すれば中身はすべて同じテンプレートだ。彼らは動画の「再生数」と「滞在時間」を稼ぐために、結論を延々と引き延ばし、薄い内容をたれながし続けている。プレミアム3倍速再生である。
画面の向こう側の「定型文」を確認するために、私はかなりの時間を消費した。自動車運転中の暇つぶしにもなった。客観的に振り返れば、私の貴重な時間は、彼らのアクセス数をカウントアップする「養分」となった。それなりに感謝はするが今ではかたっぱしから「おすすめに表示しない」に設定している。

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