保有資産の整理にともない、個別株の売却・買付および投資信託への資金移動を行った。データに基づく現在の運用状況と、現在直面している資産運用の方向性に関する課題を記録する。
1. 個別株の売却・買付と投資信託への資金移動
| 国内個別株 | |||||
| 取得金額 | 評価額 | 評価損益 | 含み益/取得金額 | ||
| A社 | 食品 | ¥1,954,000 | ¥2,542,000 | ¥588,000 | 30% |
| B社 | 半導体・化学材料 | ¥855,400 | ¥1,384,000 | ¥528,600 | 62% |
| C社 | 総合化学 | ¥374,400 | ¥402,600 | ¥28,200 | 8% |
| D社 | 化学・住宅 | ¥1,635,000 | ¥1,363,800 | -¥271,200 | -17% |
| E社 | 薬品 | ¥339,000 | ¥463,900 | ¥124,900 | 37% |
| F社 | 薬品ベンチャー | ¥241,500 | ¥220,500 | -¥21,000 | -9% |
| G社 | 部品・素材 | ¥788,600 | ¥1,140,000 | ¥351,400 | 45% |
| H社 | メカトロ・精密部品 | ¥211,000 | ¥236,900 | ¥25,900 | 12% |
| I社 | メカトロ・精密部品 | ¥1,637,200 | ¥2,818,000 | ¥1,180,800 | 72% |
| J社 | 建築設備・プラント用部品 | ¥885,366 | ¥1,251,996 | ¥366,630 | 41% |
| K社 | 電気総合 | ¥395,804 | ¥639,922 | ¥244,118 | 62% |
| L社 | 自動車・半導体 | ¥208,500 | ¥450,500 | ¥242,000 | 116% |
| M社 | センサー | ¥1,125,860 | ¥2,733,470 | ¥1,607,610 | 143% |
| N社 | 銀行 | ¥618,000 | ¥625,800 | ¥7,800 | 1% |
| O社 | グローバルニッチ | ¥1,092,700 | ¥1,287,300 | ¥194,600 | 18% |
| 合計 | ¥17,560,688 | ¥5,198,358 |
2026年4月から5月にかけて、以下の取引を実行した。
- 産業ガスの全株売却 5月1日に保有していた305株すべてを1,830円近辺で売却した。取得単価(2,525円)を下回る水準での売却であり、損失が確定した。不正会計の調査でニデックとほぼ似たような構造で特別注意銘柄と罰金を科せられたため売却。今現在信用取引で激しく荒れている。後悔先に立たずだが、完全に底値で手放した。
- A社(食品)の買い増し 4月23日に100株を買い増し、保有数は計400株となった。実は私の嫌いな嗜好品も製造販売している。
- 自動車部品メーカー売却 京都の半導体・電子部品の買収提案の報道が有りなんとなく保有していたがもともと大した金額ではなかったので損切。
- 銀行株の買付 いままで保有していなかった銀行株を少し購入。ささやかにでもリスクヘッジをと考え買付に至る。
- 投資信託の買付 産業ガス会社を売却した5月1日と同日に、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」および「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の買付を行った。
個別株の整理によって現金化した資金を、そのまま投資信託の買付資金に充てる形をとっている。
2. 結局個別株投資から抜け出せない現状(心理的課題)
2024年の履歴を遡ると、かつて保有していたインド株商品やレバレッジ型商品などは淘汰され、現在は主要なインデックスファンドが含み益のベースを形成している。これも握力があれば今の評価は変わるのだが、結局売るタイミングが分からない商品はメンタルに悪影響なので手放してよかった、と思う事にする。
効率的な資産管理やリスク低減の観点から言えば、個別株をさらに減らし、手間の進まないインデックス投資へ資産を全面的にシフトしていくことが合理的である。AIからも、個別株を整理して投資信託一本に変えるべきだというアドバイスを繰り返し受けている。
しかし、頭ではその合理性を理解していながらも、どうしても個別株投資から完全に抜け出すことができない状態にある。
銘柄の技術力や評価益の変化を追うこと自体に一種の執着があり、完全に手放してインデックスのみにするという決断には至っていない。客観的な最適解を選びきれず、個別株の保有を続けてしまう「沼」にはまっているのが現状である。
結論は出ないまま個別株の保有は続く
現在のポートフォリオは、A社(食品)やB社(半導体用化学薬品)、H社(メカトロ・精密部品)といった評価益の出ている国内個別株と、広範なインデックスファンドの組み合わせとなっている。
インデックス投信への一本化がリタイア後の管理として最善であるという論理と、個別株投資を辞められないという自身の保有傾向との間で妥協点を探りながら、当面はこのシンプルな混在状態を維持して様子を見る。


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