「免疫」の誤解

ストレスと免疫

1. 検索にあけくれた私と、主治医のそっけない一言

がんを告知されたとき、私は必死で情報を探しました。「がんに効く食べ物」「免疫力を上げる習慣」……画面には魅力的な言葉が並びます。玄米菜食、重曹水、高濃度ビタミン、アガリクス。どれも正直冷めた目で見ていました。

ある日の診察で、主治医に尋ねました。 「がんを治すために、何を食べればいいですか?」

主治医の答えは、驚くほどそっけないものでした。 「特にないです」

対面での問診、そして血液検査の数値を詳細に確認した上での言葉だろうとは思います。まあ、そうだよねと納得したのを覚えています。がん告知された時点で仕事=ストレスから切り離されてそれは肉体への負荷が消え去ったことでもありました。

さんざん検索して闘病ブログを読んだりYouTubeを見ましたが、どれも「こういうのを待っていた」という情報はありませんでした。

2. 「免疫力」という医学用語は存在しない

実は、医学の世界に「免疫力」という正確な用語は存在しません。 世間で使われる「免疫力を上げる」という言葉は、多分にイメージ先行のものです。本来、免疫とは複雑なシステムの総称であり、単純な「力」の強弱ではないからです。

もし、巷で言われるように免疫が「爆上がり」して暴走すれば、それは自己免疫疾患(自分の体が自分を攻撃する状態)を招き、最悪の場合は死に至ります。 免疫は「上げる」ものではなく、正常に機能するように「整える」もの。主治医が「特にない」と言ったのは、特定の食品でがんが消えるような魔法は存在せず、「極端な偏食が、最大の敵」だと知っていたからでしょう。

3. 私が「鈍」して、がんを招いた本当の原因

振り返れば、私ががんを招いた原因は「何を食べていなかったか」ではなく、「どう生活していたか」にありました。

  • 過剰な飲酒習慣: ストレスを紛らわせるための毎晩の酒。
  • 暴飲暴食: 休日のたびに腹パンパンになるまで食べる大盛りご飯。
  • 慢性的なストレス: 脳のリソースを使い果たし、自分の住所すら思い出せなくなった過酷な労働環境。

これらが重なり、私の体は常に「慢性炎症」の状態にありました。心理学で言う「スカーシティ(欠乏)」の状態に陥り、判断力が「鈍」していた私は、体が発していた悲鳴を無視し続けていたのです。 「免疫が落ちる」とは、魔法の食べ物を食べないことではなく、こうした不摂生とストレスで体が修復機能を失うことを指すのだと痛感しています。

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4. SNSの「感情」に流されないために

SNSでは「これで改善!」という劇的なエピソードが拡散されるかとます。科学的に正しい「バランス良く食べ、適度に動く」という地味な情報は、感情を揺さぶらないため埋もれてしまいます。

実際Youtubeの健康関連の動画は出れもこれも内容が一緒で何ひとつ参考になりませんでした。まあ、この辺はそれなりの年の功があるとは思いますが。動画は見ていて「能書きはいいから結果はどうやねん」といった冗長なものが多かった記憶があります。

  • 奇跡の改善体験記: 感情に訴えかけ、拡散されやすい。
  • 標準治療と地味な養生: 退屈だが、最も信頼性が高い。

「希望を持つこと」と「根拠のない情報に依存すること」は別物です。 私はいままでの医療データを信じ、標準治療を受けながら、かつての「暴飲暴食とストレス」を捨てました。特定のスーパーフードを探すより、まずは「脳と体に余白(スラック)を作ること」。それが、私が辿り着いた本当の免疫を整える習慣です。

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